第三の脂肪「脂肪筋とは」
こんにちは、ぜつ子です。
ぜつ子というネーミングはTwitterでのアカウント名
「7月31日までに絶対脚やせ49.5cmちゃん」の ”絶” からきています。
そんなぜつ子、脚が筋肉&脂肪でゴリゴリに太いです。
長年のコンプレックス。
太い脚にコンプレックスを抱いていた若いころ、どこかでこんな話を聞きました。
「太ったまま筋肉をつけると筋肉の上に脂肪が重なる。
結果、ミルフィーユ状の落ちにくい【脂肪筋】になる。」
筋肉、脂肪、筋肉、脂肪と重なるとお相撲さんのような体型になり
脂肪が落ちづらくなる。という話。
(脂肪のクッションが入るため、怪我しにくいというメリットがあるとも言われた)
当時ゴツくて皮下脂肪もしっかりつまめ、怪我らしい怪我をしたことなかったぜつ子は
「脂肪筋」が完全に自分に合致していると思い込みました。
その認識のまま十数年生きてきましたが、いろいろ体のことを学んでいくうちに
「太って脂肪がついたらその上に筋肉が層をつくるって人体構造上おかしくない…?」
という疑問が。
そこで、長年ぼんやり信じていた「脂肪筋」について調べてみました。
「脂肪筋」とは
順天堂大学大学院スポートロジーセンター・代謝代謝内分泌内科学准教授の田村好史氏の話によると
◆「脂肪筋」とは:筋肉内にたまった脂肪、いわゆる「異所性脂肪」である。
脂肪細胞ではなく、骨格筋の筋細胞の中に中性脂肪が過剰にたまった状態のこと。
◆原因:高脂肪食や運動不足
◆脂肪筋の怖さ:脂肪筋が増える→膵臓から分泌されるインスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)→糖尿病、メタボリックシンドローム、がん、認知症のリスクが高まる。※危険性の種類としてはメタボと同じようなものですね
さらに脂肪筋の怖いところは
「やせている人にも脂肪筋がつきやすい」という点。
女性にありがちな「運動なしで食べずにやせる」という生活スタイルの方で
食べる量は少ないが脂っぽいものをととっているという方、要注意です!!
例えば…生クリームたっぷりパンケーキやパスタ、チョコレートに揚げものなど…
「太ってないのに高血圧、高血糖、脂質異常がある…!」なんてことに。
異常値に達してしまう前に脂肪筋を解消していきたいですね。朗報もあります。
「脂肪筋」は皮下脂肪より燃えやすい!
異所性脂肪とよばれる脂肪筋、内臓脂肪は皮下脂肪よりも燃えやすいのです。
【燃焼される脂肪の順序】脂肪筋→肝臓→内臓→皮下脂肪
まずは生活習慣病のリスクのある脂肪筋、内臓脂肪が先に燃焼し、健康体になってからボディメイクとして皮下脂肪を落とす、ということができるのです。
では、肝心なその「落とし方」についても調べてみました。
やっぱり筋トレ
脂肪筋を落とす方法は、いわゆる「ダイエット」のやり方と共通しています。
1.クリーンな食事内容
2.有酸素運動(1日2000歩以下の人は脂肪筋になりやすい。1万歩以上推奨)
3.筋トレ
ただ特記しておきたいのが筋トレの重要性です。
栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅さんによると
「まず脂肪筋を減らさないと脂肪肝や血液中の中性脂肪が減りにくいことがわかってきたのです。脂肪筋をとるには有酸素運動と併用して筋トレをすることが有効です」とのこと。
特におすすめなのはスロースクワットだそうです。
※スロースクワットは文字での説明より動画で見たほうが安全だと思うので探してみて下さい。
膝を伸ばしきらず、まげたまま行うことによって筋トレの効果をさらに高めることができるので(加圧トレーニングの原理に近いですね)より効率的に脂肪筋を落とすことができます。
ぜつ子、脚が太くなりそうでスクワットはほとんどやってきませんでしたが、追い込まない程度のスロースクワットを続けて脂肪筋を燃やしていこうと思います。
まとめ
◆脂肪筋とは筋肉の中についてしまった脂肪
◆脂肪筋はメタボと同じように生活習慣病のリスクを上げてしまう
◆脂肪筋は燃えやすい
◆スロースクワット、有酸素運動、クリーンな食事で落とすことが可能
「筋肉と脂肪のミルフィーユ」だとか「落ちづらい」という長年の思い込みは
間違いでした。
「脂肪筋」と言って特別視するよりかは今まで通りダイエットを意識して
体にいい生活にスロースクワットと有酸素を取り入れることによって解決できそうです。
ぶっとい脚の中に蓄えられた脂肪筋をめらめら燃やしてスラっとした脚を目指します!
以上、「脂肪筋」についてでした!
ぜつ子
以下参考にさせていただいたサイトです
糖尿病の原因の一つ、「脂肪筋」とは?影響と対処法を紹介 | 糖尿病症状セルフチェック.com - Part 2